25年の歴史に刻む、新たな創業期。
トライコーンは今、第3の創業期を迎えています。
当社の創業はインターネット黎明期の1996年、日本初のメールマガジン「ファーストニューズ」を創刊し、メルマガ配信事業をスタートしたことからはじまります。翌年には現在のCRMサービス事業のベースとなるメール配信システム『Autobahn』をリリースし、インターネット産業の拡大も追い風となり成長することができました。
第2創業期は2004年~2007年頃。インターネット広告事業を手がけるセプテーニグループにジョインした時期です。メール配信システムにとどまることなく、新たにCRM(顧客関係管理)システム『Kreisel』を世に送り出し、現在のトライコーンの礎を築きました。
そして、今まさに、第3の創業期が訪れているのです。
それは「CRMサービスを手がける企業」から「ビジネス支援企業」への新しい展開。その実現のため、より大きな「DX(デジタルトランスフォーメーション)支援」の市場へと乗り出していきます。
CRMから、顧客接点DXへ。
挑戦する市場を変え、より大きな海へ乗り出す理由。それは、「DX支援市場の成長性が極めて高いこと」と、「当社の保有するケイパビリティとの相性が良いこと」を確信しているからです。
当社の提供するCRMサービスの本質は、「顧客企業とそのお客様との接点を円滑にする」というところにあります。つまり、メールやメッセージは「企業がお客様へ情報をお届けする」接点、フォームは「情報を受け取る」接点、データベースは「情報を格納し管理する」ための基盤となり、HTMLメールやサイトデザインといったクリエイティブサービスで両者間の最適なコミュニケーションを生み出しているのです。
「CRMから、DXへ市場を切り替えていく」という言葉だけを聞くと、事業領域を大きく転換するように捉えられるかもしれませんが、このように当社が創業来培ってきた「顧客接点のデジタル化」に向けた技術やノウハウは、DX推進に悩む企業や人の力になれるはずだと信じています。
人と技術の間に、調和を。
当社には、20年以上さまざまなサービスを生み出し、さらに「提供し続けてきた」という実績があります。これを下支えしてきたのは、他でもない、「人の力」です。
トライコーンで働く社員は、誰もが真摯で誠実。そして変わりゆく時代に対応できるよう、常に学び続ける姿勢を持っている人材ばかりです。こうした「人の力」こそ、胸を張って自慢できる当社の強みといえるでしょう。
そしてこの力は、技術面だけでなく、お客様とのコミュニケーションにおいても価値を発揮します。
デジタル技術は、使い慣れていない方にとっては少しわかりにくいこともあります。だからこそ私たちは、不安や負担をできるだけなくし、スムーズな業務効率化を支援していかなければなりません。そのために、「人」と「技術」の調和を図り、お客様とともにDXに向けた道筋をつくっていく、そんな潤滑油のような存在になっていこうと考えています。
Make Harmony
人と技術の調和を創造し、ビジネスを変革する。
私たちは新たにこのミッションを掲げ、次のステージへと駆け抜けていきます。