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Recruting Storyトライコーンで働く社員のストーリー

柔軟に、状況に合わせて。
全ての人がきちんと休みやすい、をつくる。

多様なワークスタイルが受け入れられるようになった今、トライコーンではどのような働く場を提供しているのか。産休・育休をそれぞれ複数回取得し、復帰後も第一線で活躍する女性社員2名に、産休・育休の取得経験者ゼロの段階から現在にいたるまでの経緯をうかがい、トライコーンの働きやすさを紐解いていきます。

Y.K(入社20年目/中途入社)
コンサルティング部 サポートグループ マネージャー
営業経験を経て、主力SaaS(クラウドサービス)のカスタマーサポートおよびそのマネジメントを担当。2児の母。

M.Y(入社16年目/中途入社)
コンサルティング部 サポートグループ アシスタントマネージャー
営業として入社後、Y.Kと同じく主力SaaSのカスタマーサポートへ。3児の母。

産休・育休取得者第一号へ。
自分も会社も、柔軟に開拓していく。

―産休・育休のタイミングも踏まえながら、簡単に経歴を教えてください。

Y.K

新卒で大手企業に勤めたのち、トライコーンに転職しました。最初は営業職スタートで、2回の産休・育休を経て復帰。復帰後は営業部門の後カスタマーサポートに異動して勤務しています。

M.Y

私は、Web系のメディアの会社などを経てトライコーンに入りました。Y.Kさんと同じく営業職として勤務をはじめて、計3回の産休・育休を取得。休んだ期間は、1・2人目は産後1年程度、3人目は半年強くらいで、今はカスタマーサポート担当をしています。休み期間の違いは、保育園への入園時期の関係で変動している面が大きいですね。

Y.K

そうですね。私の場合、1人目が産後1年程度、2人目はM.Yさんと同様入園の関係で約3ヶ月でした。

―産休・育休に入ったときの状況を教えてください。

Y.K

1人目を妊娠した2005年頃、トライコーンには産休・育休取得経験者がいませんでした。当社はその時期にちょうどセプテーニグループにジョインしたんですが、セプテーニ側にも経験者がいなかったんです。でも、そのときの社長が「好きなようにしていいよ」と寛大に受け入れてくれたので、まずは産休・育休について自分で調べて書類を揃え、制度を整えてもらいました。

M.Y

Y.Kさんがレールを敷いてくれて、とても助かりました。私が1人目を妊娠したのは、まだ営業にいた頃。引き継ぎリストを設けたり、クライアントに挨拶して回ったりと、忙しく動かなければなりませんでした。でも、引き継ぎを快く受け入れ、許容してくれる雰囲気があったおかげで、そんなに不安は感じなかったですね。

―会社としても経験のない、産休・育休。復帰後の体制はどのように整えていったのでしょうか。

Y.K

復帰しようと思ったとき、「本当に戻れるんだろうか……」と、ものすごく不安でした。ただ、受け入れる会社側も初めてのことだったので、「まずは希望を聞かせてほしい」と言ってくれまして。世の中的にも産休や育休を推進していこうという機運が高まっていた時期で、当時の上司も「これからはこういう時代だから、ちゃんと復帰できるように体制を整える。だから心配しなくていい」とおっしゃってくれたんです。営業として復帰することも考えましたが、営業が困っている点を解消したいという意向を伝え、内勤営業のようなポジションで復帰させてもらうことになりました。そのような役割の人はそれまでなかったのですが、受け入れてもらえました。

M.Y

復帰時、私もY.Kさん同様にポジションの相談をしました。というのも、やはり営業として責任をもって担当クライアントに対応しようと思うと、当時は夜遅くまでの残業が必要な状況だったから。もう今の営業はかなり早く終業しているようですが、当時は「ベンチャーだし」みたいな気持ちもあって、終電帰りとかも頻繁にあったので(笑)。でもさすがに、子どもがいる状況で今まで通りの業務をこなすのは難しいと判断して、カスタマーサポートへの異動をお願いしました。

Y.K

復帰してからは二人とも時短勤務を希望して、定時が10:00〜18:30のところを10:00~17:00勤務にしてもらいました。その後会社全体でフレックス制を導入するという方針になり、10:00~16:00がコアタイムとして設定されたため、これを機に二人ともフルタイムに移行。結果的に、私の場合は2人目の産休を挟んでの約10年間、時短で勤務していました。

共有体制で支える、
誰かが休んでも逼迫しない職場。

―復帰後に現在行っているカスタマーサポートのお仕事内容を教えてください。

Y.K

当社サービスを利用している、既存のお客様からのお問い合わせに対応するのがメイン業務。具体的には、ツールの使い方の確認や担当変更手続き、オプション機能追加の相談などです。その他、既存顧客向けウェビナーを実施したり、あるいは新しい製品を立ち上げる際の申し込みフローを整えたりもしますよ。グループメンバーそれぞれが担当クライアントを持っているのではなく、このグループ自体が大きな窓口として機能し応対しています。

M.Y

現在、コロナ禍ということもあり問い合わせはメール受付のみ。カスタマーサポート代表アドレスにきたものを随時誰かが対応するので、メンバー全員が常に全てのやりとりを閲覧可能な状態です。誰かが急に休んでもすぐ状況確認ができ、業務を相互に補完し合えるので、産休や育休、そして有休の取りやすさにつながっているかもしれません。

Y.K

有休に関しては、私が入社した当初からものすごく取りやすかったですよ。有休を取った翌日「昨日ゴルフ行ってきたよ」「いいですね!どうでした?」なんて会話が生まれるような受け入れ態勢。当日朝の申請もOKなので、子育てをしている人にもありがたいですよね。もちろん、他の社員やお客様に迷惑をかけないようきっちり状況を整えた上で、という前提ありきです。過去に子どもが熱を出した際、どうしても外せない仕事があって致し方なく高い金額を払って病児保育に預けて対応した、なんてことも正直ありました。部署やそのときの状況にもよるので、一概には言えないですけどね。とにかく、やるべきことをきちんとやっていれば、年次や役職、性別に関係なくきちんと休めますよ。

多種多様な経験が尊重される場。
どんな人生経験も、きっと仕事につながっていく。

―子育てと仕事。やりがいを感じる点やメリットを教えてください。

M.Y

育休期間って、社会から分断された感覚があって実は結構ストレスがかかっていたんだと思います。でも仕事をしていると、社会と関わっている感覚も達成感も得られる。会社の人と関わるだけで、家とは違う自分になれて気分が上がるということもありますね。もちろん大変なことはたくさんありますけど、いろんな種類の人生経験が味わえる一つの方法なのかなと思います。

Y.K

そうですね。子育ても仕事もとなると、やらなきゃいけないことがどんどん並行して出てくる。全く関連性のない大量のタスクたちを対応していくことで、タスクやスケジュール管理の意識はすごく鍛えられたかもしれないですね。あと、子どもを保育園に預けると、知り合う皆さんはほとんどワーキングマザーじゃないですか。普段の仕事では出会うことのなかった別業界の話が聞けて視野が広がりました。

M.Y

今に関して言えば、コロナで比較的早い段階で完全リモートに移行して、家庭と仕事の両立はしやすくなったように思います。いい部分だけではありませんが、時間の使い方に融通が利きやすくなりました。

―最後に、入社を検討している方に伝えたいことを教えてください。

Y.K

先日若い女性社員と話したときに、「もし自分が産休を取って1年くらい休んだら、ちゃんと戻ってこられる場所があるのか不安になると思う」と言っていたんです。でも、トライコーンはまずそういうことはないので、安心してください。そしてもちろん、子どもを産む女性だけが優遇されて、他の子どもを持たない女性や男性に負荷がかかるような体制では決してありません。男性で育休を取得した事例もありますし、とにかく柔軟に対応してもらえます。

M.Y

ここまでの休みの取りやすさや働きやすさも踏まえつつ、やっぱり自分の意志を強く持って仕事に取り組む人や、やれることを自分で見つけてどんどんやってしまうという人に、私はぜひ入社してきてほしいなと思っています。

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